公認心理師試験。覚える基本ワード集3 現役の臨床心理士/公認心理師による資格試験の足跡

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自分がたくさんの資料を作ったときに苦手だなと思ったり、これは覚えておかないとまずいと思ったものを「必ず覚えるファイル」としてまとめていました。そちらのファイルを順番に投稿していきます。もともとは赤シートで大事なところを隠せるように作ったのですが、Wordから移すと装飾が消えてしまいますね。内容については100%正しいとは限りません、メモ用の謎の記号もあったりします。あくまで参考程度にご利用ください。パート3!

精神科のお薬

非定型向精神病薬
オランザピン→ジプレキサ、ジプレキサザイディス
クエチアピンフマル酸塩→セロクエル
アリピプラゾール→エビリファイ
アセナピンマレイン酸塩→シクレスト


SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
フルボキサミン→ルボックス・デプロメール
セルトラリン→ジェイゾロフト
エスシタロプラム→レクサプロ


SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
ミルナシプラン→トレドミン
デュロキセチン→サインバルタ
ベンラファキシン塩酸塩→イフェクサー
トリアゾロピリジン系抗うつ薬(SARI)
ミルタザピン→リフレックス、レメロン


認知症薬
抗コリンエステラーゼ薬
ドネペジル→アリセプト
リバスチグミン→イクセロンパッチ、リバスタッチパッチ


NMDA受容体拮抗薬
メマンチン→メマリー


睡眠導入剤
ラメルテオン→ロゼレム/メラトニン受容体作動薬
スボレキサント→ベルソムラ/オレキシン受容体拮抗薬


ADHD
ストラテラ→アトモキセチン・6歳-
コンサータ→メチルフェニデート徐放薬・6歳-
インチュニブ→グアンファシン塩酸塩・(6-18才)


治療抵抗性統合失調症:クロザピン

体内に摂取された薬剤→吸収、分布、代謝、排泄の段階。

プロラクチン:女性における月経や授乳などに関わるホルモン
オキシトシン:「幸せホルモン」「愛のホルモン」。ストレスを緩和し幸せな気分をもたらす。
精巣からはテストステロンやアンドロゲンが、卵巣からはエストロゲンが分泌。

脳波

脳波 速波(β波:覚醒興奮、α波:覚醒安静)
徐波(シータθ波:まどろみ、デルタδ波:熟睡)
てんかん患者棘波、ノンレム紡錘波

DSM

DSM-5はディメンション診断を用いる。Ⅰ軸:精神疾患 、Ⅱ軸:人格障害/精神遅滞 、Ⅲ軸:身体疾患 、Ⅳ軸:心理・社会的問題、Ⅴ軸:GAF全体機能評価 WHODAS

注意欠如多動症:12歳までに症状が認められる。17才以上を診断はそれぞれ5つ、6か月以上持続が必要。


AD/HDの治療:薬物療法+CBT(随伴性マネジメント、ペアレントトレーニング、SST)
統合失調症:一般人口より自殺率が高い。10%↑一般は1%。

神経性やせ症:摂食制限型と過食・排泄型。ICD:7BMI>17.5

PTSD:①体験症状、②回避症状、③認知と感情の否定的変化、④慢性的過覚醒症が1か月以上続く。1か月以内の場合「急性ストレス障害Acute Stress Disorder: ASD」。

適応障害:ストレス因から3か月以内に発症し、6か月以上持続しない。「神経症性障害、ストレス関連障害、身体表現性障害(F4)」

マタニティブルーズ:出産1週間ごろまでに発症。一過性の気分と体調の変化。多くは短期間で自然と軽快。30%程度。
産後うつ病→出産数週間~数か月後発症が多く症状が長引く。

反抗挑戦性障害 (ODD):目上の人に対して拒絶的・反抗的な態度。口論、意地悪で執念深い。ICD10では、9~10歳未満の子どもに発症する素行症の軽度の症状。
素行症:元行為障害。他人の権利や社会的規範を侵害する。
反社会性パーソナリティ障害:社会の規範を破り、他人を欺いたり権利の侵害に罪悪感を持たない。18歳以上で15歳以前にいくつかの素行症の症状出現が要件。

選択制緘黙:DSM-5では「不安障害群」に分類。

複雑性悲嘆=6ヶ月以上蔓延するなど複雑化。
DSM-4TRの気分障害は廃止→DSM-5では双極性障害および関連障害群と抑うつ障害群に。
うつ症状が6か月以上遷延=慢性うつ病、2年以上軽うつ・気分変調が遷延=気分変調症(持続性抑うつ障害)。
記憶障害:前向健忘(新しい情報やエピソードが×)、逆向健忘(受傷以前の記憶喪失、特にエピソードや体験)。

アルツハイマー型認知症:男女比1:2。記憶障害が初期、次に失語、失行、失認の症状。薬:ドネぺジル、メマンチン。
レビー小体型認知症:男女比2:1。幻視、パーキンソン症状。
老人の見当識回復の技法:リアリティ・オリエンテーション
パーキンソン4大症状:筋強剛、無動、姿勢反射障害、振戦

 

次項はこちらです。

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