仕事の成績を上げるため、頑張ろうと奮起する自分。疲れ果て、もうやめたいと悲鳴を上げる自 分。そんな2人の自分を客観視する自分。内側で3人の自分が葛藤(かっとう)するのはなぜでしょうか? 分かれば気持ちがラクになるかもしれません。2008年08月04日 14時07分 公開[平本相武(構成:房野麻子),ITmedia]
アドラー心理学では、物事を「目的論(Teleology)」で考えます。より理解しやすくするために、反対の考え方「原因論」から説明しましょう。
例えば、「子供時代にいじめられたから不登校だ」「子供時代に虐待されたから神経症だ」「砂糖を摂取しすぎたから精神障害が起きた」など、「原因論」では、何かが要因となってこうなったと考えます。しかし、その原因を探り出そうとすると、いくらでもそれらしい原因が見つかって切りがない。しかも、どれが本当の原因か分からなくなるんですね。
そこでアドラー心理学では、原因を際限なく探し続けるより、目的に向かって考えようとします。症状を使って何を得ているのかを引き出し、その症状以外の方法で目的を手に入れることができたら、その症状をなくすことができる、と考えます。この考え方が「目的論」です。
アドラー心理学の全体図
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0808/04/news039.html
少し長めに引用させてもらいました。
正直、びっくりするような記事だったので。
過去の心理学ニュースを整理していて発掘しました。
アドラー心理学は一時期ブームになりましたね。
あれ嫌いです!
だって私が20年以上前にきっちり勉強したアドラーがあんなかたちで…
野田先生、鎌田先生、中島先生に教わりました。
大阪アドラーギルド系列ですね。
それについてはまたモノローグで書こうと思います。
2008年に書かれたこのシリーズはすばらしいです。
表面的な「嫌われない勇気」アドラーとは違う、
個人心理学としての考え方、目的論や横の関係、共同体感覚など
基本的なことがばっちり書いてあります。
たぶん同じ時期にきちんと学ばれた方なんだなと思います。
ぜひ目を通してください。本物のアドラーの一端が書かれています。
10年以上前の記事が残っているのがネットの素晴らしさですね。
野田先生の本を久しぶりに検索したら
Kindleでトーキングセミナー集が読めるようですね。
(単行本は残念ながら絶版のようです)
アドラー心理学で読むならこれしかありません。
コメント
こんにちは!(*^^*)
アドラー心理学、勉強してみたいと思っても、どれがいいのかわかりませんでした。
野田先生のがお勧めなんですね。
教えてくれて、ありがとうございます!
今はkindleで4冊シリーズになっているものがいいですね。過去にアドラー心理学トーキングセミナー・続アドラー心理学トーキングセミナーで発売されていました。中古でこの2冊を買うほうがお財布には優しいですね。