だれでも怒りのコントロールは難しいのですが、とくにADHD の人は怒りの感情に翻弄されがちです。衝動性や多動性が強いという特性があるからです。本書では、怒りを大爆発させない応急処置をはじめ、怒りのメカニズム、怒りをコントロールする様々な方法を紹介。対処法が身につけば、心が落ち着き、周囲とのトラブルも減っていくでしょう。怒りに巻き込まれがちな周囲の人へのアドバイスも紹介、支援者にも役立つ一冊です。
応急処置が役に立つ
この本の1章に「ADHDの怒りを大爆発させない応急処置」という項目があります。これは万人に通じるコーピングスキルと言ってもいいでしょう。怒りは湧いてきてしまうものです。まずはそれを置いておく、そこから離れることがアンガーマネジメントの一歩ですね。
- 怒りに気づいたら、六秒数える
- ゆっくり水を飲んで、深呼吸する
- 心をしずめる言葉を頭のなかで唱える
- よいイメージで心を満たし怒りを追い出す
- その場を離れると気持ちを切り替えやすい
- 怒ったことじたいをすぐに謝る
- 怒りで固まった心を体からほぐす
その項目をあげてみました。どうでしょう。ちょっとやってみようかと思いませんか? 具体的にやるべきことが書いてあるのがとっても便利。
Kindle版ではすぐに内容を見ることができますよ。
だれでも怒りのコントロールは難しいのですが、とくにADHD の人は怒りの感情に翻弄されがちです。衝動性や多動性が強いという特性があるからです。本書では、怒りを大爆発させない応急処置をはじめ、怒りのメカニズム、怒りをコントロールする様々な方法を紹介。対処法が身につけば、心が落ち着き、周囲とのトラブルも減っていくでしょう。怒りに巻き込まれがちな周囲の人へのアドバイスも紹介、支援者にも役立つ一冊です。
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