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人格障害の概論 |
DSM−Wで使われていることもあり、人格障害という言葉を耳にすることも多くなっているかと思います。人格障害というのは、簡単に言えば「偏りのある性格」と考えられるものです。少し前までは精神病質と言われていたものも、いまではこのカテゴリーに入っているようです。 こうした性格の偏りは、生まれつきの素質が影響していたり、成長して行く過程において、そのパターンが硬直化してしまったものだと考えられます。 人格障害と言われるくらいなので、その性格によって、自分自身が困っていたり、まわりの人が困っていることが多いようです。また、人格障害の種類によっては、一時的に精神病や神経症のような症状を示すこともあるようです。 |
こうした性格が問題になるのは、人間関係の中においてです。なぜならば、性格っていうのは相手役とのやり取りによって成立するものだからです。例えば、怒る人の相手には、怒らせる人という相手役が必要なのです。もちろん、誰彼構わず怒りまくっている人もいるんですけど・・・・・・。
「手に負えませんよ」と言われて紹介されてきた人が、luluとの間ではすごくおとなしかったりします。まったく逆のケースもあります。 まわりに人格障害っぽい人がいて困っている人は、どういう付き合い方をすれば人格障害っぽい関係が続かないかを考えて見るといいかもしれません。 |
逆に、自分が人格障害系だなあ・・・って思っている人は、その性格がどんなところで出てくるかを考えてみましょう。
そして、それがどんな場所なら問題ないのか、どんな状況だったら当たり前なのかを考えて、それを優れた能力にしてしましましょう。 例えば、怒りっぽい人であれば、「〜のとき自己主張できる能力」という具合に。 ポイントとしては、「うまくいっていないことは、やめること」「うまくいっていることは、もっと続けること」ということでしょうか。ちょっと試して見る価値はあると思いますよ。 |
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