人格障害

□妄想性 □分裂病質 □分裂病型

□境界性 □演技性 □反社会性 □自己愛性

□依存性 □回避性 □強迫性





妄想性人格障害  



[ 概論 ] [ 診断 ]


++ 妄想性人格障害の診断基準(DSM−4より要約) ++


A.他人の動機を悪意あるものと解釈すると言った、広範な不
  信と猜疑性が成人早期に始まり、さまざまな状況で明らか
  になる。以下のうち4つ(またはそれ以上)によって示さ
  れる。


1)十分な根拠もないのに、他人が利用する、危害を加える、
  またはだますという疑いをもつ。

2)友人または仲間の誠実さや信頼に関する不当な疑いに心を
  奪われている。

3)情報が自分に不利に用いられるという根拠のない恐れのた
  めに他人を信用したがらない。

4)悪意のないことばや出来事の中に、自分をけなす、または
  脅かす意味が隠されていると読む。

5)恨みを抱き続ける。つまり、侮辱されたこと、傷つけられ
  たこと、または軽蔑されたことを許さない。

6)自分の性格または批評に対して他人にはわからないような
  攻撃を感じ取り、すぐに怒ったり、または逆襲する。

7)配偶者や性的パートナーの貞節に対して、くり返し道理に
  合わない疑念をもつ。


B.精神分裂病、精神病性の特徴を伴う気分障害、または他の
  精神病性障害の経過中のみ起こるものではなく、一般身体
  疾患の直接的な生理学的作用によるものでもない。






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