人格障害

□妄想性 □分裂病質 □分裂病型

□境界性 □演技性 □反社会性 □自己愛性

□依存性 □回避性 □強迫性





人格障害の診断  


[ 概論 ] [ 診断 ]


++ 人格障害の診断基準 ++


A.内的体験および文化の期待するところから著しく逸脱した
  行動の持続的パターン

 このパターンは以下のうち2つ以上の領域で認められる。
 1)認知(自己、他者、出来事を近く、解釈するやり方)
 2)感情(情緒的な反応の広がり、強度、不安定さ、適切さ)
 3)対人機能
 4)衝動コントロール

B.持続的パターンは柔軟性がなく、広汎な個人的社会的領域
  に浸透している。

C.持続的パターンは社会的、職業上の、他の重要な領域の機
  能における臨床的に有意な苦痛または障害にいたる。

D.そのパターンは安定しており、長期間にわたり、その始ま
  りは少なくとも青年期または早期成人期にさかのぼること
  ができる。

E.持続的パターンは他の精神障害の症状や帰結としてはうま
  く説明できない。

F.持続的パターンは物質(濫用薬物、投薬)や一般身体状態
  (頭部外傷)の直接的な生理的効果によるものではない。




++ 人格障害のクラスター分類 ++


DSM−Wでは10の人格障害が説明されており
3つのクラスターに分類されています。


-- クラスターA --

奇異または風変わりな人格障害
(分裂病質,妄想性,分裂病型)



-- クラスターB --

劇的、感情的、もしくは情緒不安定な人格障害
(演技性,反社会性,自己愛性,境界性)



-- クラスターC --

不安で恐怖感の強い人格障害
(依存性,回避性,強迫性)






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