神経症

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強迫神経症  



強迫神経症(強迫性障害)のひとは、何かひとつのことをどうしてもやらずにはいられなかったり、何かの観念が頭に浮かんできて離れなくなったりします。

例えば、火の元を何回も何回も確認せずにはいられなかったり、手洗いに何時間もかかったり、人を見るたびにいやらしい観念がうかんだりするようなことがあげられます。

これらのことは、たぶん軽いレベルではみんなが経験していると思います。でも、そうした強迫症状(強迫行為、強迫観念、強迫衝動)によって、生活していくのが難しくなってしまうと、病気として治療しなくてはいけません。



この病気は、もともと几帳面だった人がなりやすいような印象があります。特に、問題となっている強迫症状を除けば、普段の生活に支障はないことが多いようです。

そして、強迫行動を繰り返すことに関して、自分でも馬鹿らしいと思っていても、やめることができない。「やめたいけど、やめられない」というジレンマ、つらさが強迫神経症にはあります。

まわりの人が強迫症状について話題にすると、かえって強まったりします。また無理やり止めると、そのために強い不安に襲われることがあります。そのため、まわりの人は「ちょっとしたクセ」という感じで接することが望ましいようです。



++ 強迫神経症関係の書籍 ++


強迫神経症関連の書籍では「強迫性障害を自宅で治そう!」や「強迫性障害―わかっちゃいるけどやめられない症候群」がよく読まれているようです。

また同じ作者の「不安神経症と強迫神経症が治る60章」「強迫神経症克服マニュアル」も見かけることが多いですね。

家族の立場からは「家族に贈る強迫神経症の援助法」などが援助する際の参考になるかと思います。

専門的なものですと成田先生の「強迫性障害―病態と治療」が抜群にお勧めです。また「強迫神経症の治療」はいろいろな技法が紹介されています。古典としてはサルズマン(成田先生、笠原先生訳)の「強迫パーソナリティ」を読むべきでしょう。
一般向けで売れ筋のものはこちらを参考にして下さい。



ちなみにDSM−4では、不安障害のひとつとして、強迫性障害というカテゴリーに分類されています。

強迫神経症の中には、統合失調症的なニュアンスを持つ人もいるようで、その場合は難治のケースが多いようです。





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