強迫神経症について
強迫神経症(強迫性障害)のひとは、何かひとつのことをどうしてもやらずにはいられなかったり、何かの観念が頭に浮かんできて離れなくなったりします。
例えば、火の元を何回も何回も確認せずにはいられなかったり、手洗いに何時間もかかったり、人を見るたびにいやらしい観念がうかんだりするようなことがあげられます。
これらのことは、たぶん軽いレベルではみんなが経験していると思います。でも、そうした強迫症状(強迫行為、強迫観念、強迫衝動)によって、生活していくのが難しくなってしまうと、病気として治療しなくてはいけません。
この病気は、もともと几帳面だった人がなりやすいような印象があります。特に、問題となっている強迫症状を除けば、普段の生活に支障はないことが多いようです。
そして、強迫行動を繰り返すことに関して、自分でも馬鹿らしいと思っていても、やめることができない。「やめたいけど、やめられない」というジレンマ、つらさが強迫神経症にはあります。
まわりの人が強迫症状について話題にすると、かえって強まったりします。また無理やり止めると、そのために強い不安に襲われることがあります。そのため、まわりの人は「ちょっとしたクセ」という感じで接することが望ましいようです。