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人格障害の臨床評価と治療
林 直樹
金剛出版 (2002/10)
売り上げランキング: 130,345


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人格障害について一般向けに書かれた本はたくさんあるが、どれもひどすぎる。そういった無責任な本に比べると、本書はきわめて良心的、かつ専門的である。人格障害について本格的に学びたいという人にとって最適の本だ。

林直樹先生は、人格障害の治療、研究に関するわが国の第一人者。この本は、人格障害に関する内外の先端研究について幅広く紹介しているばかりでなく、何と言っても林先生の長年にわたる深い臨床研究に裏打ちされていることが素晴らしい。人格障害に関する本でこれ以上の物はない。ぜひ一読を奨める。

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人格障害論の虚像―ラベルを貼ること剥がすこと
高岡 健
雲母書房 (2003/01)
売り上げランキング: 18,283


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小学校での児童殺傷事件や神戸の少年事件など、社会を揺さぶるような犯罪が起こるたびに、耳慣れない病名がメディアを飛び交う。AD/HD、外傷後ストレス障害、アスペルガー症候群。精神医学では人格障害と呼ばれる類のもので、海外から続々と輸入されている。これらの診断が裁判のゆくえを左右し、犯罪者の心理を説明するために使われる。本書は、輸入精神医学がもたらした怪しげな病名を検証し、人格障害というラベルを貼られた診断の正体をあぶりだしていくという、画期的な書物である。

人格障害という診断の歴史は、50年代のアメリカからはじまったらしい。郊外住宅地における幸せな家庭という神話を押しつけられた子どもたちの多くが、60年代に入ると、社会から脱落したり、薬物中毒や性的犯罪に走ったのだ。そこで、アメリカ精神医学界が彼らに貼りつけたラベルというのが「人格障害」であった。

日本社会では70年代に親から子への虐待殺人が相次ぎ、反対に両親殺害事件も起った。そこへ人格障害の概念が輸入され、広く受け入れられることになったという。なぜかというと、人格障害が家庭や学校などの社会を脅かさず、「一切を、個人の病理へと還元していく方法」であり、多くの人にとって都合がよかったからだ。

著者によれば、人格障害とされるものは実はどれもあいまいで、その症例は、しばしばモラトリアム期の不安や「自分探し」の行動と重なり、即座に精神病と断定することはできない。それなのに「社会全体の安心を目的として、特定の個人を葬り去るために貼りつけられるラベル」として、人格障害は機能してきた。

犯罪を起こすような「異常者」と、自分たちのような「正常者」はちがう、と言い切れるだろうか。著者は、それがそれほど自明なことではないと言っているのだ。(金子 遊)

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境界性人格障害(BPD)のすべて
ジェロルド・J. クライスマン ハル ストラウス Jerold Jay Kreisman Hal Straus 白川 貴子 星野 仁彦
ヴォイス (2004/06)
売り上げランキング: 3,410


[商品レビュー]

境界例というと、大部分の人が、悲惨さ、辛さ、惨めさを思わずにはいられないのではないか。身近の例で悩む人、苦しむ人もしかり。本書の印象は、難を言えば詳しすぎ、リアルすぎの感は否めなかったが、最後に残ったのは、痛ましさ、愛おしさ、そして何より、BPDへの理解だった……。

どんな障害も本人だけの問題ではないだろう。治る、治してあげたい、つらかったね、と言ってあげたいと思って、本を閉じた。

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平井先生による「治療ポイント」第2弾です。前著「心の病いの治療ポイント」は神経症を中心に分裂病・うつを扱ったものですが、本著は「境界例」について徹底的に書かれています。

前著と同じく診察時の会話を取り上げながらの説明はとてもわかりやすいです。治療だけではなく、病気の解説や診察時によくあるやり取りなどが説明されています。診察のときに聞けなかったあの質問の答えが書いてあるかもしれませんね。患者さん、家族、治療者の誰にでも役立つ本です。

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境界性人格障害(ボーダーライン)と自己愛性人格障害についてQ&A形式で書かれています。基本的な病気の説明から、素朴な疑問まで取り扱っており、この病気ってどんなものだろう?と興味を持った人を満足させてくれるでしょう。

この病気で心病む人は自己理解のために、家族・恋人の方は相手の理解のために、カウンセラーはよくある質問により適切に回答するために役立ちます。

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ウィノナ・ライダー主演の映画「17才のカルテ」の主人公スザンナ・ケイセンが著者。18才で境界性人格障害と診断され、精神病院に入院。病院の思春期病棟で起こった出来事を回想したのがこの本です。

入院生活はある意味で辛いものですが、そこで大切な出会いをすることがあります。精神科特有のエピソードもあり、思春期病棟のひとつの現状、境界例の特徴を知るため役立つ一冊です。


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